今朝、誠香堂の下にあるコンビニエンス・ストアに寄ったら、女性がペットボトルのお水を指差して「一人3本までなんですか?」と聞いていらっしゃいました。
ここ数日のお水に関する報道であちこちの商店からペットボトルがなくなる状況で
また政府発表でもペットボトル水の増産に期待したい旨の発言がありました。
こういった一連の流れで当然人々は恐れ、今のうちに買っておかないと!となります。
まず、乳幼児はなるべく水道水からお水を飲まないように、という発言がありました。
それに対して、我々は何となく、「そうだよなぁ、赤ちゃんは弱いものなぁ」と思いながらも、心のどこかで「危険なのは赤ちゃんだけなの?私たち大人は大丈夫?その根拠はどこにあるの?」と。
こう思っていらっしゃる方の多くが商店の前に行列を作りお水を買いに走られているのではないだろうか?と想像します。
私個人も今ひとつ報道などを見ても、何か中途半端な情報しか出ていないような気がしてなりません。
そういった中途半端さがある種ヒステリックな状況を作り上げているのではないでしょうか?
そんな中、日本小児科学会、日本周産期・新生児医学会、日本未熟児新生児学会が声明を発表しました。
pdfファイルとなっています。
http://www.jpeds.or.jp/pdf/touhoku_6.pdf
こちらをよく読んでください。
いろいろな情報が錯綜する中、混乱することもしばしばです。
いや、むしろ、我々は混乱しっぱなし、なのかもしれません。
そういった状況で、普段以上に判断力が求められています。
頭をすっきりとさせ、日々を送ることのお手伝いが出来れば、と思います。