誠香堂整体院

2007年から続く中目黒の整体院

呼吸

呼吸と一言で言っても、実はきちんと呼吸している方って少ないような気がします。
呼吸は、当然、飲食よりも前に来る、生命活動の基本中の基本です。
ヨガでもまず教えるのが呼吸法で、それだけ呼吸というのは重視されていると思って良いと思います。


呼吸は鼻呼吸と口呼吸と分けられることが多いです。
鼻炎や花粉症などの悩みがなければ、鼻呼吸を心がけてみてください。


次に腹式呼吸。多くの方が名前は聞いたことがあるけど、とおっしゃいます。
イメージとしては、息を(鼻から)吸ったら空気が体内に入ります。そしたらお腹を最初は自発的に膨らませてあげてください。そして、ゆっくりとお腹から搾り出すように空気を吐き出します。吐く時は鼻からでも口からでも良いかと思います(鼻からの方がベターという方が多いようです)。横になってお腹に手を軽く置いて行うとイメージしやすいかもしれません。
そして、その「吐く」時。実はここも肝心で、呼吸で私たちが意識しないといけないのは、この「吐く」時、とよく言われます(息を吸うのは意識しなくても勝手にやってくれるので)。
吐く時は、吸う時の時間の倍かけてゆっくりと吐きます。
息を吸う時と息を吐く時だと自律神経のスイッチが切り替わります。
吸う→交感神経
吐く→副交感神経(リラックス)
例えば、1秒吸ったら、2秒吐く、というように吐く時間を倍にして、一回の呼吸のサイクルを長くしていきます。
まずは、オフの間、余裕がある時にこれらの事を「意識」しながら呼吸をしてみて下さい。
次に通勤時や仕事の合間、合間。
徐々に生活の中に取り入れることで深い呼吸が少しずつ身につきます。